また一点、辰野登恵子氏(1950-2014)の版画がやって来た。
大変,大変嬉しい限りだ。
数年前の展覧会で感銘を受け、其れからのお付き合い。
「ノートの横線や、原稿用紙のます目や、網点やそうゆう整然
と並んでいるものを、じっと見ているのが大好きで。そうゆう
不毛なところに、もし、何かを一点落としたら、ぜんぜん違っ
たものに変身するでしょ。点ひとつで、新しい空間が出現する。」
参考文献:「辰野 登恵子 ON PAPERS: A Retrospective 1969-2012 」展公式図録より
この文章に悩殺された。
気の遠くなりそうな、唯々、職人的な整然とした線画上に
必然として現れる突発的な表現。
その気迫にビビりました。
毎日、眺めて仕事できるとは幸せです。
ご指導頂いている RED AND BLUE GALLERY さま、ありがとうございます。
www.redandblue.jp
店主輩